何年か前に「のぼうの城」という映画があった。
野村萬斎が主役。
のぼうは、木偶の坊のこと。
田舎のお城が豊臣勢に攻められて、唯一落ちなかった城の話。
映画館で観たら、ハマってしまい、すぐまた映画館に行き、合計で四回観た。
すごく印象的だった場面がある。
普段から農民に好かれてる殿様。
それが戦で城を攻められる。
武士も農民も一緒になって戦う。
攻めあぐねた豊臣方が城を水責めにする。
城は水責めにあって、周りの田畑も一緒に水にやられて使い物にならなくなる。
負けが決定的になり、城に農民も一緒に立て籠もる。
この場面だ‼️
今まで一緒に戦っていた農民たちは、怒りの矛先を味方の武士に向ける。
これは人間の本質だと思った。
同時にゾッとした。
会社も一緒だと思う。
業績が上がっている時は心配いらない。
社長は何してもそれは美談。
しかし業績下がった時、すべての怒りの矛先は、社長に向けられる。
社長には覚悟が必要なんだと改めて思う。
社員さんは、常に頑張っている。
戦や会社はすべてトップの責任。
頑張ろう。