NEW高山ブログ181「50歳になった」


50歳になった。

父親が亡くなったのが50歳の時。

追いついた。

父親の人生は・・

考える。

この年になって、父親の偉大さがわかる。

同時に母親の存在が有難い。

50にして天命を知る。

10代は剣道。

修業の時代。

強くなりたかった。

負けたくなかった。

結果、今自分を支えているのは、剣道の稽古の経験。

あれだけやれたんだからという思いがある。

20代は酒屋。

父親が亡くなってから母親が一人で頑張ってきた酒屋。

気がついたら継いでいた。

毎日、朝から晩まで働いた。

理不尽な思いの中、葛藤と戦った。

抜け出したかった。

30代は飲食店。

バーを通じてたくさんの人を観た。

人間は面白い。

人間の研究をした。

商売の面白さを味わった。

居酒屋を9店舗まで出した。

前だけ見て走ってきた。

40代は学び。

経営者としての限界、可能性。

理念、ビジョン。

商売の厳しさを学んだ。

自分ではどうしようもない世の中の流れを感じる。

自分はまだまだだと思い知らされた。

たくさんの人に支えられてる。

ご縁と感謝。

有り難さが身に沁みた。

50歳になった。

50代を考える。

死を考える。

人生は有限。

一生は一回きり。

だから本当にやりたいことをしたい。

昨年は人生で一番の試練も経験できた。

そのおかげで決断も出来た。

一歩も逃げずに人生を見直す。

今までの人生に感謝をして、これからの人生の準備をする。

自分の使命は、

ご縁を創り、ご縁を活かす。

人に光を当てて、人と人を繋ぐ。

新しい価値が生み出される。

この瞬間が一番うれしい。

これが自分だ。

これを人生としてやっていく。

ここ2、3年出会った人たち。

人生のパートナーとも出会った。

今いる社員さん。

この人たちと人生を創っていく。

人に恵まれている。

自分の周りにいる人は最高だ。

自分には夢がある。

60歳、つまり10年後。

世界を仕事で回りながら、その現地で最高の仲間とやりがいある仕事の成果をつまみに、最高のお酒を飲むこと。

そのためには、今を一所懸命に生きること。

自分の生活一つ一つを見直すこと。

今、自分の周りにいる人に感謝すること。

50にして天命を知る。