50歳になった。
父親が亡くなったのが50歳の時。
追いついた。
父親の人生は・・
考える。
この年になって、父親の偉大さがわかる。
同時に母親の存在が有難い。
50にして天命を知る。
10代は剣道。
修業の時代。
強くなりたかった。
負けたくなかった。
結果、今自分を支えているのは、剣道の稽古の経験。
あれだけやれたんだからという思いがある。
20代は酒屋。
父親が亡くなってから母親が一人で頑張ってきた酒屋。
気がついたら継いでいた。
毎日、朝から晩まで働いた。
理不尽な思いの中、葛藤と戦った。
抜け出したかった。
30代は飲食店。
バーを通じてたくさんの人を観た。
人間は面白い。
人間の研究をした。
商売の面白さを味わった。
居酒屋を9店舗まで出した。
前だけ見て走ってきた。
40代は学び。
経営者としての限界、可能性。
理念、ビジョン。
商売の厳しさを学んだ。
自分ではどうしようもない世の中の流れを感じる。
自分はまだまだだと思い知らされた。
たくさんの人に支えられてる。
ご縁と感謝。
有り難さが身に沁みた。
50歳になった。
50代を考える。
死を考える。
人生は有限。
一生は一回きり。
だから本当にやりたいことをしたい。
昨年は人生で一番の試練も経験できた。
そのおかげで決断も出来た。
一歩も逃げずに人生を見直す。
今までの人生に感謝をして、これからの人生の準備をする。
自分の使命は、
ご縁を創り、ご縁を活かす。
人に光を当てて、人と人を繋ぐ。
新しい価値が生み出される。
この瞬間が一番うれしい。
これが自分だ。
これを人生としてやっていく。
ここ2、3年出会った人たち。
人生のパートナーとも出会った。
今いる社員さん。
この人たちと人生を創っていく。
人に恵まれている。
自分の周りにいる人は最高だ。
自分には夢がある。
60歳、つまり10年後。
世界を仕事で回りながら、その現地で最高の仲間とやりがいある仕事の成果をつまみに、最高のお酒を飲むこと。
そのためには、今を一所懸命に生きること。
自分の生活一つ一つを見直すこと。
今、自分の周りにいる人に感謝すること。
50にして天命を知る。