NEW高山ブログ6「まるの由来」


大学を卒業して酒屋を継いだ。

早くに親父が亡くなりお袋一人で支えてきた酒屋。
酒屋といっても田舎のコンビニの前身であるYショップヤマザキ。

近所のおじいさん、おばあさんが食料品を買いにくる。
当時は、バブルが弾けたばかり。

コンビニはどんどん出来てくる。

安売りもたくさん出来た。
飲み屋さんにビールや日本酒を配達して売上を確保する。

しかし、年々利益が出なくなっていく。

在庫が増えて安売りしてたら当たり前。

今はわかるが当時はわからなかった。
酒屋から活路を見出してBARをやる。

田舎でカウンターだけのバー。
お客様が帰る時に、マスターありがとうと言ってくれた。

身体に電気が走った!
酒屋では、あまりありがとうを言われない。早くもってこい、安くしろ!

お金をいただいて尚且つありがとうと言ってもらえる。

この素晴らしい商売をやっていこうと決めた。
バーは流行った。

これでいける。
朝、6時半に起きて自動販売機を拭く。

それから車にビールを積み配達する。

夜19時からバーが始まる。

配達はアルバイトと交代して蝶ネクタイをする。

24時までのバーだけど終わらない。

お客様は、遅くにも来る。
結局夜中3時くらいまでやる。

また朝6時半から自動販売機を拭く。
睡眠時間2、3時間。

この生活を5年やった。

そんな時に茂原に物件の話が来た。

居酒屋をやろう。

飲食店を本業にしたい。
私は酒屋とバーがあるから店長を探そうと。

33歳の時。

人生で一番信頼できるやつ。

中学の同級生にいた。
その同級生にお願いする。

断られる。

なんどもなんどもお願いにいった。
3ヶ月目にじゃあやるかと受けてくれた。

その同級生が丸島敏男。

その丸島の丸をとって「まる」
今は専務取締役で会社を支えてくれている。

本当にありがたい。
丸島専務と一緒に人生の成功を手にするのが私の夢である。
まる物語でした(^_^)v