昔のはなし。
15歳の時に父親が心筋梗塞で急死した。
いきなりだった。
商工会の旅行から帰ってきた父親は、お土産を配りに行くと行って家を出た。
そのまま帰らぬ人となった。
悲しい気持ちはもちろんだが、人は死ぬのだとリアルに衝撃を受けた。
さっきまで元気だった人がいなくなってしまう。
寝るのが怖くなった。
朝、起きれる保証はないと思った。
1ヶ月くらい不眠症になりながら悩んだ。
人は何のために生きるのだろう?
父親の人生は何だったんだろう?
1ヶ月悩んで出した答えは2つ。
1つは、一回しかない人生、自分の好きなことをとことんやるということ。
2つめは、いい人間関係をつくる。
父親の葬儀には、たくさんの人が来てくれた。
たくさんの人が私に、お父さんに世話になったと言ってくれた。泣いてくれた。
父親の人生は、素晴らしかったのだと確信した。
自分は、まるという会社が大好きだ。
まるで働く社員さんが大好きだ。
会社の経営を通していい人間関係をつくっていきたい。
『世界一楽しい会社』を目指していく。
命は有限である。
だから完全燃焼したい。