頭の中にいつも心配ごとがある。
昔は、「何も心配ない」が口癖だった。
常に前向きな姿勢でいること。
プラス思考でいること。
大切なのは、わかっているけど、それでも心配ごとは常にある。
心配するのは、経営者の仕事。
心配ごとが実際に起きないように手を打つ。
やるべきことを明確にしてそこに集中する。
でも頭の奥には、また違う心配ごとがある。
いつからだろう。
二十代は、がむしゃらに働いた。
酒屋という仕事が自分を鍛えてくれた。
前しか見なかった。
三十代は、怖いもん知らずで突っ走る。
出店、出店の中で自分のステージを上げた。
かなり無理もした。
四十代は、試行錯誤。
学んでも学んでも納得しない。
何が正しいのかをずっと探していた。
今、49歳。
経営の怖さを肌で感じる。
責任。
社員さんの人生を背負う責任。
ここ二年くらいか。
心配ごとが頭から離れないのは。
五十代は、ご縁を生かす経営を完成させる。
ご縁づくりを人生とする。
社員さんたちと一緒にいい会社にする。
仲間たちとパワーチームをつくる。
心配ごとが消えるには結果を残すことかな。