感性論哲学の吉村詩風先生の考え方。
人間が成長を考えるには、この世の中は3次元なので、成長も3次元で考える。
3次元とは、高さ、深さ、広さ。
高さとは志。
志は理想。
どんな人間になりたいか?
どんな会社にしたいか?
どんな男になりたいか?
どんな女性になりたいか?
どんな上司になりたいか?
志を高めるには、情報が必要。
高い志を持っている人の考え方に触れる。
たくさんの考え方を本から学ぶ。
深さは、ひとつのことを繰り返し行っていくことで、人間は深みがでる。
存在感がでる。
毎日のルーチンを繰り返す。
掃除。
靴を揃える。
挨拶。
深みには年月がかかる。
だから若い人で志が高い人はいるが、深みはでない。
広さとは人間の器量。
Aさんとつき合えて、Bさんとはつき合えない。これは狭い。
AさんもBさんも、誰とでもつき合える。
これは広い。
喧嘩した相手とも仲直りできる。
これはすごく広い。
飲食店は、3次元で成長するのにもってこいの職業。
志は、常に周りにとってどんな店長、上司と思われたいかを考える。
深さは、毎日の業務に凝縮されている。
包丁を研ぐ。
食材管理。
お客様を迎えるための準備。
広さは、毎日たくさんのお客様と出会う。
おもてなしを通じて、器量の大きな人間になる。
昔、飲食店の一年は普通の人の三年だと言われたなぁ。
ありがたいことですな。